マイナス思考に陥っていた二十歳くらいの頃、
世の中は正直者が損をするようにできていて
こんな世の中では…なんて思うこともあり、
心がすさんでしまった時期がありました。

その当時は、自分がかけていた心の眼鏡によって
世界が灰色に見え、何をやっても上手くいきませんでした。
そうなると、過去の楽しかった思い出も色褪せて
一人ポツンと生きているような孤独感の中
私の気持ちは誰もわかってくれないし、
わかってもらいたくもないという気持ちになっていたのでした。

身近な人に話してもわかってもらえず、病院にいっても解決にならない、
(自分でも何が原因なのかよくわからないこともあり)
もう、カウンセリングの場で話すという以外にできることはなかったのでした。

当初、カウンセラーの方に心を開くでもなく
どうにでもなれという気持ちで
その時頭にある気になること、言いたかったことを言葉にしていきました。
数回受けた後、ある日なんだか心も身体も少し軽くなっているように感じました。
なんだか、少しやる気が沸いてきたような気もしました。

その後数か月おきに何回か通いましたが、
カウンセリングの場で吐き出していくことがなければ
絡まった糸がほどけず、なんで苦しいのかさえもわからなかったのでした。

その後、いろんなこと(自分の気持ちを含め)がわかってきて、
腑に落ち、少しずつ楽しんで生きることを取り戻していくことができました。

今思うとすべて、カウンセラーになるために自分が仕組んでいたことのようにも思います。

今、世界が灰色に見えている方にも、何か少しでもご参考になれば幸いです。

あなたの中の幸せの場所へ

青柳裕美
青柳裕美心理カウンセラー
皆様のこころのサポーターとして、いつもここにいます

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