認める(カウンセリングという体験)

失敗や挫折、苦しい経験をすると、その時点では辛くて

逃げだしたくなったりもしますよね。

ただ、少しそのことを違う角度から見ることができてくると、

感じ方にも変化が出てくることもあります。

 

そういうときこそ、自分を知ることができたりすると思います。

 

どんな本音であっても、自分は今そう感じているという事実を認めて受け入れること。

この作業を行っているかどうかの違いは大きいと感じます。

 

カウンセリングの場で自分の思いを出していくにつれて

今までは認めがたかったものを受けれる余裕が生まれてきたりすることもあります。

そういった変化が生まれてくるには、すぐ(1回もしくは数回のセッションで)の場合もありますし、

だいぶ時間がかかるということもあると思います。

同じ話を何度でも話したくなるというのも当然であり、しかしその1回1回で

少しずつではあるかもしれませんが、癒されていくものは確実にあると私は思っています。

 

カウンセリングは体験、体感するものだと感じています。

 

直面するのを恐れていた気持ち、他者とのやり取りに向き合う時、

一時的にとても不安定になることもありますが、ずっと続くわけではないと考えています。

自然と出てきている気持ちを感じないようにしてしまうことによって、

長年その気持ちがくすぶり続けることもあることを考えると、

一度しっかりと感じ切ってしまうということによってクリアしていくことが

賢明なことかもしれないのです。

その気持ちの揺れ動きを見つめていくうちに、はじめは見るのがこわかった気持ちも

いずれ感じ方が変わって軽くなっていくということもあります。

 

経過をみていくこと、自分自身を尊重し大切にすること

いつもと違った角度から、自分の考え方を観察してみること

思いもよらない自分の本音を見つけること

カウンセリングを通して見えてくる”自分に気づくという体験”は

苦しいばかりではなく、時間をかけてみていくことで貴重な体験になると

感じています。

 

投稿者プロフィール

青柳裕美
青柳裕美
くれたけ心理相談室(浜松支部)の心理カウンセラー、また事務局長としても活動しています。

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