○○になったらどうしよう
という不安
(例:緊張したら、失敗したら、具合が悪くなったら等)

何かの切っ掛けでその部分に意識のフォーカスがあたり、特定の状況を恐れて
長年その観念から離れられないということがあります。

(重度になり、医師による治療が必要な方、状態、時期というのはあることだと思いますが、)

意識の作用の観点から見たときに、根本の解決ということになると
「○○になったらどうしよう」という意識を握りしめたままであれば
その状態が続く可能性が出てきます。

○○に意識が集中しているので、余計にその○○に近づく状態なので、
いかに○○から意識を外していくかが重要になってくると思っています。

気にならなくなるための一つとしては、前提の言葉の使い方を、「○○でもいい」「○○になってもいい」と、
そう思えなくてもいいので、言葉だけを許可した形で、言ったり、書いたりして、
恐れている状態を許容していきます。
簡単なことですが、これだけでも意識が○○に集まることを分散できてきたりします。

また、過去の切っ掛けとなった出来事を、思い出すのも嫌な場合は(ショックを受けたなど)
その場面の記憶イメージの変換など行っていくことで少し楽になることがあります。

環境調整や、手法の工夫によって、物理的に○○をうまく緩和させられる手段があればそれも大切なので、
あわせて行動の中で調整できるとよいですね。

捉え方のパターンとして様々な場面に対して、危機状態を想定する傾向のある方も
認知療法等によってバランスをとっていくことが大切になってくると思います。

 

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青柳裕美
青柳裕美心理カウンセラー
皆様のこころのサポーターとして、いつもここにいます

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