どれだけ自分に向き合えるのか
周囲の人との関係の中でも、
まずどれだけ自分の本音を掴めるのかが
大切だと感じています。
生きていると、様々な理由から本音を出せないと感じる状況、
または、出しては危険だと判断したりすることもあって
そのままのシンプルな感情に蓋をして見ないようにしてしまうことがあります。
それは、普段意識していないような、一段掘り下げた本音だったりすることがあります。
ある人にとっては、ただ寂しかったと気づくことが一段下にある本当の気持ちであったり、
怒り、憎悪を感じているその下に、本当は愛情が欲しかったという気持ちがあったり、
それぞれだと思います。
これは私自身、誰かに偉そうなことを言えることではなく
自分に問われていることとして
日々それに気づく機会は本当は多くあるのかもしれない
という姿勢で目の前の現実、起こってくることを見るように
心掛けていることです。
「どれだけ自分の本音に向き合えるのか」
”向き合う” というとなんだか難しいことを自分に課されるような
気持ちになる方も多いかもしれませんが、
シンプルに何が嫌で、どうしたいのか、どうしてほしかったのか
子どもが訴えるようなシンプルな気持ちを聞いてあげることかもしれません。
自分からでてくるもの(どんなに子供っぽい、あるいは醜い気持ちにも)
それを暖かい目でみて、それが出てくることをゆるしてあげること
最初はなかなか本音の本音は見えてこない場合、感じられない場合というのも
ありますが、出てくるものをそのままにゆるし続けていくと
どこかの地点で行き着く本当の気持ちがあったりします。
自分にどういう気持ちか聞いてみて、
出てくるものに、否定も肯定もせず
ただ、そうなんだねと受け取ってみる。
相手にぶつける前に
自分の気持ちを自分が見てあげる
わかってあげること
周りで起きるできごとが
それに気づく切っ掛けを作ってくれているのかもしれません。
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