日常の出来事の中で、感情が動く瞬間。
嫌悪感、怒り、モヤモヤ、
それは、その元を見つめるためのキッカケとして起こってくるものかもしれません。
目の前の出来事によって、自分のどんな気持ちが刺激されたのか、
自分のハートは何を言いたがっているのか。
時にそれは認めたくない感情かもしれないのですが
ありのまま、自分の素直な声を受け取ってあげること
これは、他ならぬ自分にしか、自分にしてやれないことではないかと考えます。
なんでもないように思える、自分の口から出てくる言葉にも意味があるように思います。
漠然とした思いを話していくうちに、思いが消化、純化していくこともあり、記憶は話すたびに断片が再構成、再評価されるということもあると思います。
とにかく辛いという状況でも、イメージを操れるように訓練していくと、いつの間にか辛い気持ちの状態から抜け出せていたり、個人の差はもちろんありますが、実践していけることもあります。
心理的な取り組みには、期待しすぎず長い目で見ていくことが必要ですが、
その過程には、波のようにアップダウンの大きい時期も確かにあります。ですが、辛い状態ばかりではなく、心が軽くなるのを実感していただけたり、
自分の中からやる気が湧いてくるのを感じていただけるということも実例としてはあります。
目の前に起こってくる問題はキッカケとして、自分の中にある問題の根と繋がっているということもあるかもしれません。
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