日々、感じること、考えることの多くが
過去の出来事に向かっている、
または、常に自分に嫌気がさすなどの
傾向が見られる場合、
過去のことについて、思い残していることがあったり
モヤモヤしたことの一つ一つが溜まっている状態から
気持ちがなかなか"今や未来"に向けられないというケースもあります。
◯「自分は本当はこう思っていて、辛かったが、
その気持ちを出す場所がなかった」
◯本当はこうしたかったのに出来ずに無念だった
◯あの時のあの人の言葉に傷つき、それが今も心に刺さっている
◯いろいろな出来事があったが、いつからかマイナス思考、
自分が悪いので仕方がないと自分を責める思考パターンになっている
こういった状態の時に周囲にいる人からは
(過去のことばかり言っても仕方がない)とか
(いつまで昔のことを持ち出しているんだ)など
そういった批判の声が出てくることもあるかと思います。
周囲には理解してもらうのが難しい局面では、
第3者としてカウンセリング(気持ちを否定されない場所)で
充分に過去への気持ちを出していき
気持ちを客観的に見ていく時間も持つことも有効です。
この過去への思い残しについて、
しっかりと見つめていくことができ、
その無念な思いが癒されていくことで
気持ちが”今現在”、その後”未来”に向いてくることが
多くあると考えています。
そこにかかる時間は人それぞれ差はあるものですが、
完全にその無念な気持ちに向き合ってしまうと
経過として、気持ちは”これから”に向かう他なくなるという
性質があるよう感じています。
過去のことだから、些細なことだからと軽視せず、
自分の気持ちをクリアにしていく時間をとっていくことで
前を向けるということもありますので、
カウンセリングを含め、ふと気になった、頭に浮かんだ方法を
ご活用いただければと思っています。
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