感情でいっぱいになった心のバケツから
気持ちを言葉にして、出していくこと
感情を出していくことがすぐに必要な場合もあると考えています。
どうしていったらいいのかわからなくなっている、
自分の行動のパターンからどう抜け出していけばいいのかわからない状態や
常にイライラしている状態、怒りを制御できないと感じる、
涙がとめどなく出続ける、などの状態が顕著な場合には
カウンセリングのセッションなどの場で
今気になっている事柄について、(過去、現在、未来含めて)
私はこう感じている
私はこう感じていた
を出して(話して)いっていただいています。
怒り、悲しみ、寂しさ、言いたいことを言わずに抑えて
溜め込んでいくと、いつかいっぱいになったバケツから
溢れて出てきて止まらないような状態に
一時的になってくることがあります。
出せなかった感情の詰まったバケツに、空き領域を作ることで
徐々にではありますが、気持ちに余裕を持つことが
できるようになっていきます。
満たされない想いや、辛い気持ちを出していくことで、その後徐々に
今までは掴めなかった本音、こうしたいという気持ち
が出てくる(気づく)こともあります。
段階を経て、ご本人の中で、自分はこうしていけばいいんだよねという
ものが浮き彫りになること、意思決定していけるようになること
が最終的には大切なことかと思います。
そこまでの道のりは各個人によって異なってくる
ものですが、なるべく早くにそういった気づき
の方向に行きつくことを目指しています。
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