私が高校を卒業するころの話ですが、

当時の私は、将来の不安がとても強く、大人になることに恐れを持っていました。

20歳のころの心境でよく覚えているのは、

(この世の中には確かなものなど何もない)という心境で、精神的にも不安定な時期でした。

自己肯定感、自己への信頼を持てず、周りの人との関係も難しくなっていました。

この時期にカウンセリングを受け、その中で、なぜ苦しいのか自分の中で腑に落ちるという瞬間に行き着くことができました。

カウンセリングだけではなく、友人が話を聞いてくれたこと、多くの人に出会ったこと、気になる分野を本で調べるなど、様々なことが助けになって、生きている安心感を確かなものにしてこられた気がします。

一人では、こじれた感情が腑に落ちるというところまではたどり着けなかったと思います。

近頃感じるのは、確かなものは自分の中にあるという感覚です。

思い出すものでもあり、自分の中に育ててきたようにも思います。

あの頃はないと思ってたものが今はあるという、気持ちの変化がありました。

カウンセラーは中立な立場からお話を聞かせていただきますし、自らの経験を引き合いに出すことはありません。

しかし、自らの経験がカウンセラーになる切っ掛けに繋がっているのは確かなことです。