”腑に落ちる”という感覚を持ったことはあるでしょうか。

 

これは頭で考えることだけではなく、腹に落ちるという表現もあるように身体で体感として感じるもので、

悩み苦しんでいた思いが腑に落ちるようになるには、一人で考えるだけではそこに到達するのが難しいことってあると考えています。

 

一人では難しい悩みの解決には、おおまかには、人と関わる、たくさんの人の意見、話を聴く、身近な人だけでなく、第三者に話をすることで気持ち、行動に動きが出てくると思います。

人と関わるのがつらい状況であれば、特にカウンセラーに話をすることで気持ちに空き領域を作ることができれば、そこにできた余裕から別の視点を持てるようになってくることが多くあります。

 

いろんな思いを吐き出しきったあとには、純粋な自分の気持ちとすっと繋がる瞬間が訪れることもあり、

思考の末の答えではなく、もう他に疑いようのない、身体全体として感じる自分への理解として

自分はこうしていけばいいんだというものにたどり着く感覚が腑に落ちるということかと

私は理解しています。

 

全てがすっきりとはしないという場合もあり、抱えながら生きていくということもありますが、

少しでも腑に落ちる、そんな瞬間に向けてカウンセリングという場もあると思っています。

 

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青柳裕美
青柳裕美心理カウンセラー
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