私の考える魅力的になる方法は、
「自分の中にいる子どもの声を聞く」ということです。
自分の中の子どもがなんて言っているのかを
良く耳を澄まして聞くようにします。
(大人になると掴みづらくなりやすい本音ともいえます。)
何を食べたい
どこに行きたい
何が好きで、何が嫌いで
こういったことは当たり前に自分の意にそってしている方もいれば
「自分の気持ちは後回し」になっている方も意外と多いものです。
できるだけその子の声、意見をまず聞いてあげて
大人としては、全てその通りにしてあげることが難しい場合もあるけれど
それはタイミングやバランスを見た上で、
時間が経ってからでもいいのでなるべく
その気持ちに沿った行動をとってあげるようにします。
怒っていれば、なんて言っているのか言い分を聞きます。
その言い分に対して、正しいとか間違っているとか
大人としてどうとか、こうあるべきなのにそんなことを言うものじゃない などは
言わずに、まずは何と言っているのかを聞いてみます。
あれが嫌だった、こうしてほしかった
プライドが傷ついた、しゃくに障った
ショックだった、悲しかった など
何でもいいのでまずそのままを聞き、
それにOKを出して受けとめてあげること
(これが自分で自分にできる余裕がない時もありますが
そういうときは、安心して話せる人に聞いてもらうことが必要になってきます)
自分の本心との対話とも言えますが、
そこを確認して受け入れて、必要があれば行動に反映させる
このようなことを、時間を作って観察しながら寄り添っていきます。
この様々な感情の消化が上手くできていかないことでモヤっとしたものが
積もり積もっていき、何にイライラしているのかわからなくなってきたりすることも。
大人の見識を持ってということにはなりますが、できるだけ意をくんであげて
行動もその意に沿ったものにしてあげることで
(実現が難しいことに対しては案外自分が難しいと思いこんでいることも多く、
他の方法によって、実現できることもあったりすると思います。)
自分の中の子どもが元気になっていくので、
周りから見たら、元気ハツラツに見えると思います。
「大人としての自分」と「子どものようなことを思う自分」のバランスを取って
使いこなすことができると魅力的なのではないでしょうか。
自分の中の子どもとの通信が完全に途絶えて、無理をさせすぎたりすると
何をしたいのか、言いたいのかわからなくなることもあります。
私で言えば、それはうつ状態になった時だったと感じます。
そこまでいかないという場合でも、自分の本音との繋がりが薄くなることで
とても苦しくなってくることもあると思っています。
私自身は、自分の声、本当の気持ちがわからない状態になったところから、
少しずつ本心を掴める感覚を強化していき、
「こう思ってはいけない」を「どう思ってもいい」として
自分の中のルールを緩めてきました。
環境要因にもよりますが、子どもの頃、小さい時(人によっては物心つくまで)は、
元気でキラキラしていて、透明感があったと思います。
大人になってからも、自分の中の子どもを元気に育てるようにしていくことが、
魅力的になる方法に繋がるのではないかと思っています。
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