~AC(アダルトチルドレン)の話をしていて、思い返したこと~

20代の頃、私は父に、
「聞こえていない(届いていない)挨拶は、挨拶したことにならない」のと同じように、
「受け取る側が愛情と感じられない愛情は、愛情ではない」と言ったことがありました。

これは、私が父に挨拶した声が父に聞こえなかったことがあり、
「聞こえてなければ挨拶したことにならない」と父に言われたことを逆手にとって言ったことでした。

これには、父も言い返せなくなったようでした。

ただ、年を重ねて思うのは、
人によってそれぞれ状況が異なり
自分は愛情を微塵も受けてはこなかったという方も中にはいらっしゃることと思いますが、
愛情は思った形で来ていないことも多くあって、
うちの父で言えば、父なりの愛情を注いでくれてはいたんだと思い返します。

64歳で、思いもよらず早くなくなった父でしたが、
生きている間に私の思いをぶつけることができて、
余命半年となって、改めて謝ってもらって、
私の中では後悔がありません。

人それぞれ、欲しい愛情の形、伝え方などがあって、
その通りに来ているとは限らないけれど、
もしかしたら、すごくわかりづらい形かもしれないけれど
愛情があなたのもとに、届いていることってあるのかもしれません。

あなたの中の幸せの場所へ

青柳裕美
青柳裕美心理カウンセラー
皆様のこころのサポーターとして、いつもここにいます

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