カウンセリングの方法
アダルトチルドレンを自認される方へのカウンセリングといたしましては、主には傾聴による来談者中心療法により進めていきます。
進めていく中で、イメージを使ったワークをやっていただくことも多くございます。
クライエント様ごとに、感じ方やペースなども異なってきますので、必ず同じステップを順番に進むだけということではなく、
その都度出てくる感情や、それぞれの変化に応じて必要となること(イメージワークや、書き出し他)をご提案させていいただいております。
大切なポイント
特に重要な段階となるのは、幼少期の感情の吐き出し、未消化な感情の消化になってくることが多くございますので、
まずはご本人様が話したいと感じることから始め、現在のことも含みますが、特に印象の強い出来事、過去の出来事や、また、今の生きづらさ・苦しさの始まりと思われる出来事についてお話いただき、
出てくる感情を正しい・間違っているの判断などせずに出していくこと、整理していくことが大切になってきます。
感情を表出させることで心の浄化につながり、意識に空き領域(余白)ができてきます。心の余裕に繋がってきますので、そこで今までと異なる視点も入りやすくなってきます。
その次の段階として、イメージによる過去の癒しによって、ご自身を満たしていただくというのも大切になてくることです。
主な流れ
主な流れとしては、大きく分けて以下の3つの段階があります。
1,過去の出来事の再確認・整理、感情の吐き出し
2,インナーチャイルドの癒し
3,本心を掴み、行動に移していく(新しいコミュニケーションの実践)
ご本人様が望まれればではありますが、過去の部分のお話をカウンセラーがしっかりと受け止めさせていいただき、
感情の消化をしていくことで、自尊心を育てていける土台になってくると感じています。
私自身もACを自覚したところから、回復した経験を含めて、実際に効果のあったワークのご提案もさせていただいております。
大まかではありますが、カウンセリングの中で行うことになってきます。